男性は、仕事をしている目的というのがいくつかあります。生活費稼ぎ・やりがい・立身出世のためというのが大きな3つだと思っています。女性の場合はどうなのでしょうか。
昭和後期から平成の世にかけて、世間の今まで男の世界だった場所に女性も多く進出してきました。女性の社会進出が浸透してきた今では、その差があまりなくなってきています。それはもちろん歓迎すべき事柄だと思いますが、先の3つの目的の3つ目である出世。これは女性にとってはどうなのでしょう。
例えば、主任や係長クラスだと結構女性もいますよね。しかし、課長以上となると、なかなかいなかったりするものです。単純に考えられるその原因として、今の社会のてっぺんあたりは団塊の世代が未だに息づいていますから、女が仕事などと考えていたりする軽い差別があったりするということも考えられるでしょう。それと、女性は結婚や出産など大きなイベントがありますから、当然その辺りも関係してきます。個人的には、出世というものに対して、女性は男性ほどガツガツしていないのが大きいのかなとも思っています。近年は例外も多くなってきているようですが、基本はそうですよね。これは、女性の仕事に対する考え方と言うか、執着心の違いなのかなと感じる時もあります。男性はそれ以外に自分の存在価値をなかなか見い出せないものですが、女性の場合はそうでもないようですので、その辺りの差もあるのでしょう。